米粉にかける ~動き始めた農家~
当店の米粉パンが「クローズアップ山形」で紹介されました。
世界的な小麦高騰を背景に、今小麦粉ではなく米の粉「米粉」を使ったパンや麺が注目を集めている。製品を作っているのは山形県の米農家。米の消費が減少し米価低迷に苦しむ中、小麦に奪われたシェアを奪い返そうと動き出した。番組では小麦高騰を追い風に、米粉に生き残りをかける農家の姿を見つめる。
クローズアップ山形 2008/5/2放送より
米粉パン開発まで
小麦の高騰により、米粉パンに注目が集まっています。
米粉パン開発までの道のりなどインタビューに応えました。
米粉にかける思い
小麦高騰により、米粉パンは注目を浴びてきております。
稲作農家を取り巻く環境は、年々厳しさをましています。このままでは、主食である米を従来と同じ考えで生産していても経営が成り立ちません。農家自らが、需要をつくりだす努力をし、明確な目的意識を持って米の生産を行うための手段の一つとして「米パン」を開発致しました。会社勤めと、家業の稲作の合間を見ながらの研究開発でした。パンを作った経験も全くない手探り状態からの始まりです。3年ほど経過し、ようやく「米のパン」らしき物を製造できる様になり、長年勤務していた会社を退社しました。所在のはっきりした自家栽培米と独自の製法で、高品質な製品を出来るだけお求め安い価格にて、需要と市場の開拓を進めて行きたいと考えております。